藤野千夜
50歳、独身、幼なじみ。
話題書『じい散歩』の著者・藤野千夜の最新作。五十歳を迎え、生家である団地に戻った幼馴染の二人、なっちゃん(桜井奈津子)とノエチ(太田野枝)。売れないイラストレーターのなっちゃんは今やフリマアプリでの売り上げが生計のメインで、ノエチは非常勤講師の仕事のストレスを日々友に吐き出す。保育園からの付き合いの二人がゆるく、のんびり毎日を過ごす。友情をユーモアと温かさたっぷりに描いた傑作。
ISBN:978-4-910207-32-2本体価格:1,600円(税別)
「団地のふたり」書評 分かりやすくも深い大人の友情
『団地のふたり』書評|団地やネットにおける「価値」の変遷(評者:山崎ナオコーラ)
友だちとだらだらできる空間があれば、ひとまず幸せ──『団地のふたり』藤野千夜インタビュー