ルーク・ジェニングス
【キリング・イヴ1】
MI5の捜査官イヴ・ポラストリは、ある殺人事件の目撃者の証言から容疑者が女性だと知り、さらにここ最近起こった未解決の殺人事件がいずれも同じ犯人によるものなのではと疑っている。一方、暗殺者ヴィラネルはトゥエルヴと呼ばれる組織から次の任務を命じられる。ターゲットはロシア人の極右論者、場所はロンドン。追う者と追われる者の対決の行方は? ヴィラネルが暗殺者になるまでの過去も描かれるシリーズ第1作目。
【キリング・イヴ2】
不手際を問われMI5を追われたイヴは非公式に暗殺者を探り続け、中国政府の高官から教えられた情報から、MI5の大物デニス・クレイドルが暗殺組織と関係があると突き止めるが、そこにまたヴィラネルの手が迫ってくる。徐々に近づく2人に組織が下した次の命令は?捜査官と暗殺者というだけではない二人のアンビバレントな関係が物語をよりスリリングにするシリーズ第2作目。
【キリング・イヴ3】
組織の命に背いたヴィラネルと、彼女に命を救われたイヴは共にイギリスからロシアへと逃げる。しかしトゥエルヴの魔の手は迫り、生命を脅かされた2人はついに組織に手を貸すことになり、それは世界を驚かす大事件を招く。捜査官と暗殺者、2人の結末は? サスペンスからシスターフッド、さらにガールズラブへ、怒涛の展開を見せるシリーズ完結編。
ISBN:1巻:978-4-910207-91-9/2巻:978-4-910207-94-0/3巻:978-4-910207-97-1
本体価格:各1,700円(税別)